伸ばすよりも補うことが大事

キャリアアップしてより良い働き方を目指したいという人も多くなっています。仕事の中で学んでいくことに加え、自ら学校に通ったり、セミナーを受講したりといった形でブラッシュアップしていく人もいるようです。しかし、そのように時間や費用をかけて学んだことが、一切活かせていないという人もいます。そうならないためにも、どのような方向で努力していけばよいのか、キャリアアップの方向性について考えておくことが大切になります。

まずは、自分に足りないものを補っていくという考え方が重要になります。得意なことを伸ばす勉強は楽しいものですが、それだけでは対応できる業務の幅は広がりません。これまでやってこなかったこと、自分の弱点といったところに重点的に費用と時間をかけてみるのがおすすめです。弱点をつぶす方が効果を実感しやすくなりますし、業務全体を見る広い視野を持つことが出来るようになるため、将来的に上に立つようになっても役立ちます。

まずは自分の仕事、これから進んでいく道に必要な知識や技能を書き出してみるとよいでしょう。それについて自分がまだ自信を持てない分野はどこかという形で見ていくと、どこを中心に手当てしたらよいのかが見えてきます。やみくもにキャリアアップを狙ってもうまくいかないものです。まずは、「弱点をなくしていくための行動を集中的に行っていく」という事を意識していきましょう。それが結果的に自分の将来につながっていくことになります。